肉と魚…

やはり俺は大馬鹿野郎だ…
結局はどっちでもよかったのかもしれないが。

いやいや…そんなはずねぇ。
俺にとってはとても興味のあるものだったんだ。
眩しかったんだ!俺は美味い物にはめっぽう弱いんだ!!
ガッツリした物が大好きなんだ!!
俺は魚より肉が好きなんだぁぁぁ〜!!
魚なんて骨だらけで何がいいのかわかんねぇ〜んだ!!

だけどよぉ〜俺はよぉあんたに世話になってばっかりだぁ
あんたはこんなお調子者の俺によくしてくれてるよ
魚の骨をうまく取るこつを一生懸命教えてくれる
あんたはヒトが良すぎるんだ!
そんなあんたを裏切ってまで俺は肉を食ってみたかったんだよぅ!
肉汁がじゅるじゅるした肉が食いたかったんだよぅ!!
俺は腹減ってんだ!!

だけどぉ〜だけどよぉ〜
あんたのその沈んだ顔をみてるとよぉ
後ろめたくなっちまうんだよぅ。食いたくても食えねーよ。

わ〜かった!わ〜かったから!
一緒に魚食うよ!肉我慢するよぅ!!
すればいいんでしょ!!

だからよぅ〜だからよぉ〜
あんたぁ俺に魚のよさをおしえてくれよ
うまく食うコツってやつをぉ教えてくれよ

したら魚を食ってやるよ
ガッツリ食ってやるよ
食いきれないほどの魚をくってやるよぅ!!
頼むぜ相棒ぉ

すまんな心配かけて
やはり俺は大馬鹿野郎だ…